正解を2つ選んでください。
正答1・3
解説
正解は1と3です。
乳児期にみられる原始反射は、中枢神経の成熟とともに抑制されて消失します。
一方、立ち直り反応や平衡反応などの姿勢反応は、乳児期後半に出現して生涯保たれます。
【選択肢別解説】
1:○ バランス反応(平衡反応)は健常成人でもみられます。
生後6か月ごろから出現し、体が傾いたときに姿勢を保つ反応として一生続きます。
2:× ガラント反射は健常成人ではみられません。
背部の脊柱わきをこすると体幹が刺激側に曲がる原始反射で、乳児期早期に消失します。
3:○ パラシュート反応は健常成人でもみられます。
倒れそうになると両上肢を伸ばして体を支える保護反応で、乳児期後半に出現し消失しません。
4:× 非対称性緊張性頸反射は健常成人ではみられません。
頸を回すと顔側の上下肢が伸展し後頭側が屈曲する原始反射で、生後4〜6か月ごろに消失します。
【ポイント】
原始反射が消失すべき時期を過ぎても残る場合は、脳性麻痺など中枢神経障害を疑います。
「原始反射は消える、姿勢反応は残る」と整理しましょう。