正答4
解説
正解は4です。
アレルギーはクームスとゲルの分類でⅠ〜Ⅳ型に分けられ、受容体を刺激する抗体による反応をⅤ型(刺激型)とします。
Ⅴ型は、抗体が細胞を壊さずに受容体を刺激し続けて機能を亢進させる点が特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 蕁麻疹はⅠ型(即時型)アレルギーです。
IgE抗体が結合した肥満細胞からヒスタミンが放出され、膨疹を生じます。
2:× IgA腎症はⅢ型(免疫複合体型)アレルギーです。
IgAを含む免疫複合体が糸球体のメサンギウム領域に沈着して腎炎を起こします。
3:× 異型輸血はⅡ型(細胞傷害型)アレルギーです。
輸血された赤血球に抗体が結合し、補体の働きで溶血が起こります。
4:○ バセドウ病はⅤ型(刺激型)アレルギーです。
甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体に対する抗体が受容体を刺激し、甲状腺ホルモンが過剰に分泌されます。
【ポイント】
Ⅴ型はⅡ型の亜型として扱われることもあります。
同じ受容体抗体でも、重症筋無力症のように受容体を遮断する場合はⅡ型に分類されます。