正答3
解説
正解は3です。
ウイルス性肝炎は、原因ウイルスによって感染経路や慢性化のしやすさが異なります。
B型肝炎では、血液中の抗原と抗体の組合せから、感染の状態を判断します。
【選択肢別解説】
1:× A型肝炎は慢性化しません。
汚染された水や食物から経口感染する急性肝炎で、一度かかると終生免疫が得られます。
2:× HBe抗原陽性は感染性が弱いのではなく強いことを示します。
ウイルスが盛んに増殖している状態で、血液中のウイルス量が多いためです。
3:○ HBs抗体陽性はB型肝炎の既往を示します。
過去に感染してウイルスを排除したか、ワクチンで免疫を得たことを示し、感染を防ぐ抗体です。
4:× C型肝炎は慢性化しないのではなく、高い割合で慢性化します。
感染者の多くが慢性肝炎となり、肝硬変や肝細胞癌に進むことがあります。
【ポイント】
HBs抗原陽性は現在の感染、HBs抗体陽性は既往またはワクチン接種による免疫を示します。
B型・C型は血液を介して感染し、A型・E型は経口感染です。