正答3
解説
正解は3です。
この問題は急性心筋梗塞の合併症として誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
急性心筋梗塞では、壊死した心筋が原因となって、不整脈、ポンプ機能の低下、心臓の構造の破綻が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 心室中隔穿孔は急性心筋梗塞の合併症として正しい記述です。
壊死した心室中隔が破れて左右の心室がつながる、機械的合併症です。
2:× 心室細動は急性心筋梗塞の合併症として正しい記述です。
発症直後に起こりやすく、急性期の突然死の主な原因です。
3:○ 心肥大は急性心筋梗塞の合併症として誤りです。
心肥大は高血圧や弁膜症などで心臓に長期間負担がかかって起こる変化で、梗塞の急性期に生じるものではありません。
4:× 心不全は急性心筋梗塞の合併症として正しい記述です。
心筋が広く壊死すると収縮力が落ち、心不全や心原性ショックに至ります。
【ポイント】
機械的合併症には、心室中隔穿孔、左室自由壁破裂、乳頭筋断裂があります。
慢性期には心室瘤や梗塞後の心臓の拡大(リモデリング)が問題になります。