正答2
解説
正解は2です。
この問題は強皮症で誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
強皮症(全身性強皮症)は、皮膚や内臓に線維化が起こって硬くなる膠原病です。
皮膚では手指から硬化が始まり、内臓では食道や肺の病変が重要です。
【選択肢別解説】
1:× 嚥下障害がみられるのは強皮症として正しい記述です。
食道の平滑筋が線維化して動きが悪くなり、飲み込みにくさや逆流性食道炎を起こします。
2:○ 蝶形紅斑がみられるのは強皮症として誤りです。
頬から鼻にかけての蝶形紅斑は、全身性エリテマトーデスの特徴的な皮疹です。
3:× 手指の浮腫がみられるのは強皮症として正しい記述です。
初期には手指がむくんでソーセージ状に腫れ、その後に皮膚が硬化していきます。
4:× 喀痰を伴わない咳嗽がみられるのは強皮症として正しい記述です。
間質性肺炎を合併すると、痰の出ない乾いた咳と息切れが生じます。
【ポイント】
強皮症ではレイノー現象が初発症状として多くみられます。
腎臓の血管が障害されると、急激な高血圧と腎不全をきたす強皮症腎クリーゼが起こります。