正答4
解説
正解は4です。
出血の性状は、どの血管から出血しているかによって異なり、それに応じた止血法を選びます。
出血の部位と、症状や処置の対応を確認する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 鼻出血では嚥下を促すのではなく、血液を飲み込まないようにさせます。
軽く前かがみに座らせて鼻翼を圧迫し、口に流れた血液は吐き出させます。
2:× 吐血は気管からの出血ではなく、食道・胃・十二指腸などの上部消化管からの出血です。
気管や肺からの出血を口から出すものは喀血といいます。
3:× 静脈性出血は勢いよく拍動性に噴出するのではなく、暗赤色の血液が持続的に湧き出るように出ます。
拍動性に噴出するのは動脈性出血です。
4:○ 四肢の比較的太い動脈からの出血には緊縛法を用います。
直接圧迫で止まらない大量の動脈性出血では、出血部より中枢側を緊縛して血流を遮断します。
【ポイント】
止血の基本は出血部位を直接押さえる直接圧迫止血法です。
緊縛法を行う場合は、緊縛した時刻を記録し、医療機関にすみやかに引き継ぎます。