正答4
解説
正解は4です。
この問題は麻酔で誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
麻酔には、脊髄くも膜下麻酔などの区域麻酔と、意識をなくす全身麻酔があり、それぞれ特有の合併症があります。
【選択肢別解説】
1:× 腰椎穿刺後の頭痛が体動で悪化するのは正しい記述です。
穿刺部から脳脊髄液が漏れて脳脊髄圧が下がるため、座ったり立ったりすると悪化し、横になると軽くなります。
2:× 悪性高熱症で異常高体温が起こるのは正しい記述です。
吸入麻酔薬などを契機に骨格筋の代謝が異常に亢進し、急激な体温上昇と筋強直が起こります。
3:× 気管支けいれんが気管挿管時に起こりやすいのは正しい記述です。
挿管チューブによる気道への刺激で、気管支平滑筋が反射的に収縮します。
4:○ ラリンジアルマスクで誤嚥性肺炎を予防できるという記述は誤りです。
ラリンジアルマスクは声門の上に置く器具で気管を密閉しないため、胃の内容物の誤嚥を防げません。
【ポイント】
誤嚥の危険が高い患者では、カフ付きの気管チューブによる気管挿管で気道を確保します。
悪性高熱症の治療薬はダントロレンです。