正答3
解説
正解は3です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○が答え(誤った記述)です。
骨折の固定後は、固定による圧迫や循環障害、神経障害が起きていないかを確認します。
それぞれの評価にどの検査を用いるかが問われています。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいです。
固定具による圧迫で疼痛が増していないかを確認することは、褥瘡や循環障害の予防に必要です。
2:× 記述は正しいです。
コーレス骨折の固定ではMP関節(中手指節関節)とIP関節(指節間関節)を自由にしておき、指の運動が可能かを確認します。
3:○ 爪圧迫検査を運動性神経機能の評価としている点が誤りです。
爪圧迫検査は、爪を圧迫して離したあとの色の戻りから末梢の血行を評価する検査です。
運動神経の評価には、手指の自動運動を確認します。
4:× 記述は正しいです。
帰宅後に指のしびれ、腫れ、冷感などの緊縛症状が現れた場合の対処を、あらかじめ指導しておく必要があります。
【ポイント】
固定後の確認は、循環(爪圧迫検査、皮膚色、腫脹)、神経(知覚、指の運動)、疼痛の3つに分けて整理しましょう。
緊縛による循環障害はフォルクマン拘縮の原因になるため特に重要です。