正答2
解説
正解は2です。
肋骨骨折の固定では、さらしや絆創膏で胸郭の動きを適度に制限し、疼痛を軽減します。
固定を行うタイミングや助手の位置、固定期間が問われています。
【選択肢別解説】
1:× 固定期間6週は長すぎます。
肋骨骨折の固定期間はおおむね3〜4週です。
2:○ 助手は患者の前方に立ちます。
前方から患者の体幹や両手を支えて姿勢を安定させ、術者が胸郭に固定材料を巻きやすくするためです。
3:× 吸気状態ではなく、呼気状態で息を止めさせて固定します。
呼気位で固定すると、吸気時に骨折部の動きが抑えられ疼痛が軽減されます。
4:× 深呼吸ができるように固定するのは誤りです。
固定の目的は胸郭の呼吸運動を適度に制限して骨折部の動揺を抑えることにあります。
【ポイント】
肋骨骨折の固定は「呼気位で行う」が頻出です。
固定によって呼吸が浅くなり痰が出しにくくなるため、高齢者では肺炎の合併に注意します。