正答2
解説
正解は2です。
足関節外側靱帯損傷は、足関節が内がえし(内反)を強制されて起こり、前距腓靱帯の損傷が最も多い外傷です。
固定では、損傷した靱帯が緊張せず、関節が安定する肢位を選びます。
【選択肢別解説】
1:× 背屈10度は、外側靱帯損傷の標準的な固定肢位ではありません。
強く背屈させる必要はなく、固定は中間位で行います。
2:○ 背屈0度(足関節中間位)が正しい固定肢位です。
距骨の幅の広い前方部分が関節にはまり込んで安定し、前距腓靱帯も過度に緊張しません。
3:× 底屈10度は誤りです。
底屈位では前距腓靱帯が緊張し、距骨も不安定になるため、損傷靱帯の修復に不利です。
4:× 底屈20度は誤りです。
底屈が大きいほど前距腓靱帯は強く引き伸ばされ、内がえしも起こりやすくなります。
【ポイント】
足関節外側靱帯損傷では、背屈0度にやや外がえし位を加えて固定します。
前距腓靱帯は底屈位で緊張するため、底屈・内がえしで受傷しやすいと覚えましょう。