正答1
解説
正解は1です。
誘発筋電図は、末梢神経を電気刺激して筋の電位を記録する検査です。
脛骨神経を刺激すると、直接の反応であるM波と、反射を介したH波が記録されます。
【選択肢別解説】
1:○ H波は脊髄が介在して発生します。
刺激で興奮したⅠa群感覚線維の信号が脊髄の運動ニューロンをシナプスを介して興奮させ、筋に戻ってくる反射性の反応です。
2:× H波は、M波より短いのではなく長い潜時で発生します。
信号が脊髄を往復するため、筋までの経路が長くなるからです。
3:× H波は筋ではなく、末梢神経を刺激することで発生します。
4:× H波の振幅は刺激強度に比例しません。
弱い刺激で最大となり、刺激を強くすると運動線維を逆行する興奮と衝突して小さくなり、やがて消失します。
【ポイント】
M波は運動線維が直接刺激されて生じる反応で、刺激を強くするほど大きくなります。
H波は伸張反射と同じ単シナプス反射の経路を電気的に評価するものです。