正答1
解説
正解は1です。
多くの内臓は、交感神経と副交感神経の両方に支配されており、これを二重支配といいます。
ただし、交感神経だけに支配される器官もあります。
【選択肢別解説】
1:○ 汗腺は二重支配を受けません。
交感神経だけに支配され、その節後線維の伝達物質は例外的にアセチルコリンです。
2:× 心臓は二重支配を受けます。
交感神経は心拍数と収縮力を高め、副交感神経(迷走神経)は心拍数を下げます。
3:× 膵臓は二重支配を受けます。
副交感神経は膵液の分泌を促し、交感神経は消化管の働きとともに分泌を抑える方向に働きます。
4:× 唾液腺は二重支配を受けます。
副交感神経は水分の多い唾液を、交感神経は粘り気のある少量の唾液を分泌させます。
【ポイント】
交感神経だけに支配される器官には、汗腺、立毛筋、ほとんどの血管、副腎髄質があります。
唾液腺は、両方の神経がともに分泌を促す例外的な器官です。