正答1
解説
正解は1です。
この問題は乳癌について誤っているものを選ぶので、○が答え(誤った記述)です。
乳癌は日本人女性で最も多い癌であり、ホルモン受容体やHER2の状態によって治療法と予後が変わります。
【選択肢別解説】
1:○ HER2の過剰発現は予後良好因子ではなく予後不良因子です。
HER2陽性の乳癌は増殖が速く悪性度が高いため、抗HER2薬による治療を行います。
2:× 近年日本では若年者を含めて乳癌が増加しているという記述は正しいです。
日本では罹患数が年々増えており、40歳代から患者が多くなります。
3:× 組織学的に腺癌が多いという記述は正しいです。
乳癌の多くは乳管や小葉の上皮から発生する腺癌で、浸潤性乳管癌が最多です。
4:× 男性にも発生するという記述は正しいです。
頻度は乳癌全体の1%程度とまれですが、男性にも乳腺組織があるため発生します。
【ポイント】
ホルモン受容体陽性の乳癌は内分泌療法の効果が期待でき、予後は比較的良好です。
乳癌は外上方(C領域)に最も多く発生します。