正答4
解説
正解は4です。
蜂巣炎(蜂窩織炎)は、皮下の結合組織にびまん性に広がる急性の化膿性炎症です。
主に溶血性連鎖球菌や黄色ブドウ球菌が、小さな傷から侵入して起こります。
【選択肢別解説】
1:× 蜂巣炎は真菌ではなく細菌の感染によるものがほとんどです。
原因菌は主に溶血性連鎖球菌と黄色ブドウ球菌です。
2:× 蜂巣炎の境界は明瞭ではなく不明瞭です。
炎症が組織の間を広がっていくため、発赤や腫脹の範囲がはっきりしません。
3:× 蜂巣炎は早期に切開排膿するのではなく、抗菌薬の投与と安静・冷却で治療します。
膿がたまって膿瘍を形成した場合に切開排膿を行います。
4:○ 蜂巣炎は皮下の疎性結合織に好発します。
組織の結合がゆるく抵抗が少ないため、炎症が面状に広がりやすいからです。
【ポイント】
膿が限局してたまったものを膿瘍、組織の間にびまん性に広がるものを蜂巣炎と区別します。
下腿に好発し、発赤・腫脹・熱感・疼痛の炎症の徴候と発熱を伴います。