正答4
解説
正解は4です。
この問題は輸血について誤っているものを選ぶので、○が答え(誤った記述)です。
輸血の安全性を確保するための検査や、出血量と重症度の関係、献血の基準を押さえておきます。
【選択肢別解説】
1:× 交差適合試験では血液と輸血製剤間の抗原抗体反応を調べるという記述は正しいです。
患者の血液と製剤を実際に混ぜ、凝集や溶血が起きないかを輸血前に確認します。
2:× 循環血液量の3分の1以上を失うと生命の危険があるという記述は正しいです。
循環血液量の30%を超える出血では血圧が下がり、出血性ショックに陥ります。
3:× 不適合輸血では発熱、呼吸困難がみられるという記述は正しいです。
ABO型不適合では血管内で溶血が起こり、発熱、悪寒、呼吸困難、血圧低下、血尿などが出現します。
4:○ 献血の1回採血量は500mLではありません。
日本の全血献血は200mLまたは400mLで、体重などの基準によって決められています。
【ポイント】
不適合輸血を防ぐため、輸血の開始直後は患者の状態を特に注意して観察します。
成人の循環血液量は体重の約13分の1(約8%)です。