正答2
解説
正解は2です。
病理標本は、固定、脱水・透徹、包埋、薄切、染色の順に作製します。
採取した検体は、まず固定液に入れて組織の自己融解や腐敗を止めます。
【選択肢別解説】
1:× キシレンは固定液ではありません。
脱水後の組織をパラフィンになじませる透徹や、染色前の脱パラフィンに用いる有機溶剤です。
2:○ ホルマリンが病理検体の固定液です。
タンパク質を架橋して組織の形態を保ち、一般に10%中性緩衝ホルマリンが用いられます。
3:× パラフィンは固定液ではありません。
組織を固めて薄く切れるようにする包埋に用いる材料です。
4:× エオジンは固定液ではありません。
ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色で細胞質などを赤く染める色素です。
【ポイント】
標本作製の流れを「固定(ホルマリン)、透徹(キシレン)、包埋(パラフィン)、染色(ヘマトキシリン・エオジン)」と材料とセットで覚えます。
HE染色では核が青紫色、細胞質が赤色に染まります。