正答4
解説
正解は4です。
正常な呼吸音は、聴取する部位によって気管呼吸音、気管支肺胞呼吸音、肺胞呼吸音に分けられます。
肺胞呼吸音は胸壁の大部分で聴かれる柔らかく低い音で、主に吸気時に聴こえます。
【選択肢別解説】
1:× 声帯は肺胞呼吸音が生じる部位ではありません。
声帯は発声のための器官で、呼吸音の分類には含まれません。
2:× 気管は肺胞呼吸音が生じる部位ではありません。
気管では、頸部で聴かれる高く大きな気管呼吸音が生じます。
3:× 気管支は肺胞呼吸音が生じる部位ではありません。
太い気管支の部分では、気管支肺胞呼吸音が聴かれます。
4:○ 細気管支が肺胞呼吸音の生じる部位とされています。
細気管支から肺胞へ空気が出入りするときの音が、肺組織を通して胸壁で聴かれます。
【ポイント】
気管呼吸音は吸気と呼気がほぼ同じ長さで大きく、肺胞呼吸音は吸気が長く呼気が短く弱いと対比して覚えます。
肺胞呼吸音が聴かれるはずの部位で気管支呼吸音が聴かれる場合は、肺炎などによる肺の硬化を疑います。