正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
閉塞性動脈硬化症は、動脈硬化によって主に下肢の動脈が狭くなったり詰まったりする病気です。
【選択肢別解説】
1:× 下肢の動脈に狭窄を生じるという記述は正しいです。
腹部大動脈から大腿動脈・膝窩動脈にかけての動脈硬化で血流が悪くなります。
2:○ 下肢の血圧が上昇するという記述は誤りです。
狭窄より末梢では血圧が低下し、足関節の血圧を上腕の血圧で割った足関節上腕血圧比(ABI)が0.9以下に低下します。
3:× 歩行時に下肢痛が生じるという記述は正しいです。
歩くと筋が酸素不足になって痛み、休むと回復する間欠性跛行がみられます。
4:× フォンテイン分類を用いるという記述は正しいです。
Ⅰ度の冷感・しびれ、Ⅱ度の間欠性跛行、Ⅲ度の安静時疼痛、Ⅳ度の潰瘍・壊死と重症度を分けます。
【ポイント】
間欠性跛行は閉塞性動脈硬化症と腰部脊柱管狭窄症で起こり、前者は立ち止まるだけで回復し、後者は前かがみで休むと回復する点で区別します。
閉塞性動脈硬化症では足背動脈の拍動が弱くなるか触れなくなります。