正答4
解説
正解は4です。
膝周囲のスポーツ障害は、関与する腱・靱帯の付着部に一致して疼痛が出るため、部位で鑑別できます。
【選択肢別解説】
1:× 鵞足炎と膝窩部の組合せは誤りです。
鵞足は縫工筋・薄筋・半腱様筋の腱が脛骨近位内側に付着する部位で、疼痛はそこに生じます。
2:× ランナー膝とガーディ結節部の組合せは誤りです。
ランナー膝(腸脛靱帯炎)は膝の屈伸で腸脛靱帯が大腿骨外側上顆とこすれて起こるため、疼痛は大腿骨外側上顆部に生じます。
3:× ジャンパー膝と膝蓋骨内側縁部の組合せは誤りです。
ジャンパー膝は膝蓋腱や大腿四頭筋腱の付着部の障害で、膝蓋骨下極(ときに上極)に疼痛が生じます。
4:○ 有痛性分裂膝蓋骨と膝蓋骨外上方部の組合せは正しいです。
分裂膝蓋骨は外上方に分裂骨片がある型が最も多く、外側広筋の牽引で同部に疼痛が生じます。
【ポイント】
ガーディ結節は腸脛靱帯の停止部ですが、ランナー膝の疼痛部位は大腿骨外側上顆である点が引っかけになりやすいです。
有痛性分裂膝蓋骨はソープ分類のⅢ型(外上方)が最も多いです。