正答3
解説
正解は3です。
ヒートショックとは、急激な温度変化によって血圧が大きく変動し、心臓や血管に負担がかかって起こる健康被害です。
古い住宅では、暖かい居室と寒いトイレ・脱衣室・浴室との温度差が大きく、起こりやすくなります。
予防の基本は、家の中の温度差を小さくすることです。
【選択肢別解説】
1:× 居室の室温を低くしても、ほかの部屋との温度差が小さくなるとは限りません。
高齢者の体を冷やすことにもなり、ヒートショックの予防にはなりません。
2:× 脱衣室の照明を明るくすることは、転倒の予防には役立ちます。
しかし、温度差を小さくする効果はありません。
3:○ トイレは寒くなりやすく、排泄時のいきみでも血圧が変動します。
小型のパネルヒーターでトイレを暖めると、居室との温度差が小さくなり、ヒートショックの予防になります。
4:× 60℃の湯は熱すぎて、やけどの危険があります。
浴室を暖めたいときは、入浴前に浴槽のふたを開けておく、シャワーで湯をはるなどの方法をとります。
5:× 24時間換気システムは、室内の空気を入れ替えるための設備です。
暖房の効果を高めるものではなく、ヒートショックの予防には直接つながりません。
【ポイント】
ヒートショックは冬の入浴時やトイレで起こりやすくなります。
脱衣室・浴室・トイレを暖めることと、湯温を41℃以下程度に抑えることが予防の基本です。