正答3
解説
正解は3です。
標準型車いすでの移動介助では、利用者が前に滑り落ちたり、前輪(キャスター)が引っかかったりしないよう、道の状況に応じた操作が必要です。
前輪は小さく、溝や段差、砂利にはまりやすい点に注意します。
【選択肢別解説】
1:× 急な上り坂をすばやく進むと、介助者の体勢が崩れ、車いすが後ろに戻る危険があります。
上り坂は前向きで、しっかり押しながらゆっくり進みます。
2:× 急な下り坂を前向きで進むと、利用者が前方に滑り落ちる危険があります。
急な下り坂は後ろ向きで、ゆっくり下ります。
3:○ 踏切のレールの溝には小さな前輪がはまりやすくなります。
前輪を上げて大きな駆動輪だけでレールを越えると、安全に渡ることができます。
4:× 段差を上がるときは、ティッピングレバーを踏んで前輪を上げて進み、駆動輪が段差に接してから前輪を段の上に下ろすと説明されるのが一般的です。
そのうえで駆動輪を段に押し当てて押し上げます。
5:× 砂利道では、小さな前輪が砂利に埋まって進みにくくなります。
持ち上げるのは駆動輪ではなく前輪で、前輪を上げて駆動輪で進みます。
【ポイント】
「急な下り坂と段差を下りるときは後ろ向き」「溝・レール・砂利は前輪を上げる」が車いす介助の基本です。