正答2
解説
正解は2です。
高齢者の転倒は骨折を招き、寝たきりや要介護状態の原因になります。
転倒の危険因子には、筋力やバランスの低下、服用する薬剤、住環境、転倒歴などがあります。
【選択肢別解説】
1:× 国民生活基礎調査では、介護が必要になった主な原因の第1位は認知症で、脳血管疾患(脳卒中)がそれに続きます。
骨折・転倒は上位に入りますが、最も多い原因ではありません。
2:○ 睡眠薬や精神安定剤、降圧薬などは、ふらつきや眠気、血圧の低下を起こし、転倒の原因になります。
服用する薬の種類が多いほど転倒の危険も高まります。
3:× 高齢者の転倒による骨折で多い部位は、大腿骨頸部や手首(橈骨遠位端)、背骨(脊椎の圧迫骨折)などです。
足首が最も多いわけではありません。
4:× 屋内での転倒は、居間や寝室など普段長く過ごす部屋で最も多く起こります。
浴室が最も多いわけではありません。
5:× 過去に転倒したことがある人は、再び転倒する危険性が高くなります。
転倒への恐怖から活動が減り、筋力が低下することも一因です。
【ポイント】
転倒の最大の危険因子は「過去の転倒歴」です。
高齢者に多い骨折は、大腿骨頸部、橈骨遠位端、脊椎圧迫骨折、上腕骨近位端です。