正答1
解説
正解は1です。
心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、生命の危機を感じるような強い恐怖体験(災害、事故、暴力など)の後に起こる精神疾患です。
主な症状は、再体験(フラッシュバック)、回避、否定的な気分や認知の変化、過覚醒です。
【選択肢別解説】
1:○ 原因となった体験が、本人の意思に関係なく繰り返し思い出されたり、夢に出てきたりします。
この再体験(フラッシュバック)はPTSDの中心的な症状です。
2:× PTSDは、症状が1か月以上続く場合に診断されます。
1か月以内に治まるものは急性ストレス障害と呼ばれ、区別されます。
3:× PTSDの原因は、生命の危機を感じるほどの強い出来事です。
日常的な小さな出来事が原因になるのではありません。
4:× 被害妄想は、統合失調症などでみられる症状です。
PTSDの特徴的な症状ではありません。
5:× 気分が高ぶるのは、躁状態の特徴です。
PTSDの過覚醒は、緊張や警戒が続き、眠れない、いらいらする、物音に過敏になるといった状態で、気分の高揚とは異なります。
【ポイント】
PTSDの4つの症状群は「再体験」「回避」「否定的な認知・気分」「過覚醒」です。
「1か月以上続く」ことで急性ストレス障害と区別されます。