著書『ケアの本質-生きることの意味』の中で、「一人の人格をケアするとは、最も深い意味で、その人が成長すること、自己実現することをたすけることである」と述べた人物として、正しいものを1つ選びなさい。
正答4
解説
正解は4です。
ケアの思想に関わる人物と、その著作・言葉を結びつける問題です。
「ケアとは相手の成長と自己実現をたすけること」という定義が手がかりになります。
【選択肢別解説】
1:× 神谷美恵子ではありません。
神谷美恵子は精神科医で、ハンセン病療養所での経験をもとに『生きがいについて』を著した人物です。
2:× 糸賀一雄ではありません。
糸賀一雄は近江学園などを創設し、「この子らを世の光に」という言葉で知られる障害者福祉の実践家です。
3:× ナイチンゲールではありません。
ナイチンゲールは近代看護の基礎を築き、『看護覚え書』を著した人物です。
4:○ ミルトン・メイヤロフが正しいです。
メイヤロフはアメリカの哲学者で、著書『ケアの本質』の中で、ケアを相手の成長と自己実現をたすけることと定義しました。
5:× ニィリエではありません。
ニィリエはスウェーデンの人物で、ノーマライゼーションの原理を8つの要素に整理したことで知られます。
【ポイント】
メイヤロフはケアの要素として、知識、忍耐、正直、信頼、謙遜、希望、勇気などを挙げています。
「ケアの本質=メイヤロフ」「ノーマライゼーションの8つの原理=ニィリエ」と対にして覚えましょう。