正答2
解説
正解は2です。
経管栄養を行っている利用者の口腔ケアの方法を問う問題です。
口から食べていない人は唾液の分泌が減り、口の中が乾燥して細菌が増えやすくなります。
汚れを誤って飲み込ませない方法で、注入のタイミングにも配慮して行います。
【選択肢別解説】
1:× スポンジブラシに水を大量に含ませると、水が口の奥に流れ込み誤嚥の原因になります。
水を含ませたら、よく絞ってから使います。
2:○ 上顎部は、口腔の奥から手前に向かって清拭します。
奥から手前へ汚れをかき出すことで、汚れをのどの奥へ押し込まずに取り除けます。
3:× 栄養剤の注入直後は、口腔内への刺激で嘔吐や逆流が起こりやすい時間帯です。
口腔ケアは注入前に行うか、注入後しばらく時間をおいてから行います。
4:× 口腔内を乾燥させて終えるのは誤りです。
乾燥は細菌の増殖や粘膜の傷つきにつながるため、必要に応じて保湿剤などで保湿して終えます。
5:× 空腹時の口腔ケアを避ける必要はありません。
むしろ栄養剤の注入前に行うと、嘔吐や逆流の危険を減らせます。
【ポイント】
経管栄養の人は口から食べていなくても口腔ケアが必要で、誤嚥性肺炎の予防に重要です。
口腔ケアの間は、上半身を起こすか顔を横に向けて誤嚥を防ぎます。