正答3
解説
正解は3です。
便秘の傾向がある高齢者の自然な排便を促す生活上の工夫を問う問題です。
高齢者は腸の蠕動運動が弱まり、活動量や食事量、水分摂取の減少も加わって便秘になりやすくなります。
【選択肢別解説】
1:× 朝食を抜くのは逆効果です。
朝食をとると胃に食べ物が入った刺激で大腸が動く胃・結腸反射が起こるため、朝食はしっかりとります。
2:× 油を控えるのは逆効果です。
適度な油は便をやわらかくし、腸の中をすべりやすくして排便を助けます。
3:○ 散歩を勧めるのが適切です。
適度な運動は腸の蠕動運動を促し、腹筋などの筋力の維持にもつながるため、自然な排便を助けます。
4:× 腰部を冷やすのは逆効果です。
腰部や腹部を温めると腸の動きが促されるため、温罨法などで温めます。
5:× 就寝前ではなく、朝食後にトイレに座る習慣をつけます。
胃・結腸反射が起こりやすい朝食後が、排便に適した時間帯です。
【ポイント】
自然排便を促す基本は「朝食・水分・食物繊維・運動・排便習慣」です。
排便のときは、前かがみの姿勢で足底を床につけると腹圧をかけやすくなります。