正答4
解説
正解は4です。
レビー小体型認知症の中心的な症状の一つである幻視の特徴を問う問題です。
レビー小体型認知症の幻視は、人や小動物などが実際にいるように、具体的で生々しく見えるのが特徴です。
【選択肢別解説】
1:× 幻視の内容はあいまいではなく、具体的ではっきりしています。
「知らない子どもが部屋にいる」など、細部まで説明できることが多いです。
2:× 幻視は睡眠中ではなく、目が覚めているときに生じます。
睡眠中に夢の内容に合わせて大声を出したり手足を動かしたりするのは、レム睡眠行動障害という別の症状です。
3:× 本人は、説明されると幻視であると認識できることがあります。
アルツハイマー型認知症の妄想と比べて、病識が保たれやすいとされています。
4:○ 薄暗い部屋を明るくすると、幻視が消えることがあります。
暗がりや物の影が見間違いのきっかけになるため、照明で部屋を明るくすることが有効です。
5:× 抗精神病薬による治療は、慎重に行われます。
レビー小体型認知症の人は抗精神病薬に過敏で、少量でも歩行障害や意識障害などの重い副作用が出やすいためです。
【ポイント】
レビー小体型認知症の特徴は「幻視・パーキンソン症状・認知機能の変動・レム睡眠行動障害」です。
幻視を頭ごなしに否定せず、照明や家具の配置など環境を整えて対応します。