正答2
解説
正解は2です。
認知症の人への心理的・社会的な関わりの技法の名称を問う問題です。
日付や季節、場所などの情報を伝えて認識してもらうことは、現在の時間や場所を把握する力(見当識)を補う関わりです。
【選択肢別解説】
1:× ライフレビューは、人生を振り返って意味づけし、自分の人生を受け入れることを目的とした関わりです。
現在の日付や場所を伝える技法ではありません。
2:○ リアリティ・オリエンテーションが正しいです。
日付や天気、場所などの現実の情報を、日常の会話の中で繰り返し伝えることで、見当識を高めることをめざします。
3:× バリデーションは、認知症の人の言動の背景にある感情を受け止め、共感をもって接する技法です。
現実の情報を教えることを目的としていません。
4:× アクティビティ・ケアは、趣味や作業、レクリエーションなどの活動を通じて生活の活性化を図るケアです。
見当識の訓練とは異なります。
5:× タッチングは、手や肩にふれることで安心感を伝える非言語的な関わりです。
日付や場所の情報を伝える技法ではありません。
【ポイント】
リアリティ・オリエンテーションには、会話の中で行う24時間リアリティ・オリエンテーションと、少人数のグループで行う教室型があります。
「見当識=リアリティ・オリエンテーション」「感情の受容=バリデーション」と対で覚えましょう。