大切な人を亡くした後にみられる、寂しさやむなしさ、無力感などの精神的反応や、睡眠障害、食欲不振、疲労感などの身体的反応を表すものとして、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答2
解説
正解は2です。
大切な人を亡くしたときに起こる悲しみの反応を、グリーフ(悲嘆)といいます。
グリーフには、寂しさ、むなしさ、無力感、怒りなどの精神的反応と、睡眠障害、食欲不振、疲労感などの身体的反応があります。
遺族のこうした反応を支える関わりをグリーフケアといいます。
【選択肢別解説】
1:× 認知症は、脳の病気によって記憶や判断などの認知機能が低下し、生活に支障が出る状態です。
死別による反応ではありません。
2:○ グリーフは、大切な人を失ったときに生じる精神的・身体的な悲嘆の反応全体を表す言葉です。
問題文の内容と一致します。
3:× リビングウィルは、延命治療などの終末期医療について、意思表示ができるうちに本人が希望を書面で示しておくものです。
4:× スピリチュアルは、生きる意味や存在の価値などに関わる側面を表す言葉です。
死別後の反応そのものを表す言葉ではありません。
5:× パニック障害は、突然の激しい動悸や息苦しさなどのパニック発作を繰り返す病気です。
死別による反応ではありません。
【ポイント】
グリーフは正常な反応であり、時間をかけて和らいでいくものです。
介護福祉職は、遺族が気持ちを語れる場をつくるなどのグリーフケアを行います。