次の記述のうち、関節リウマチ(rheumatoid arthritis)のある人が、少ない負担で家事をするための介護福祉職の助言として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答3
解説
正解は3です。
関節リウマチは、関節に炎症が起こり、痛みや腫れ、変形が進む病気です。
特に手指などの小さな関節が障害されやすく、朝の関節のこわばりが特徴です。
家事では、小さな関節に負担をかけず、大きな関節や手のひら全体を使う「関節保護」の考え方が大切です。
【選択肢別解説】
1:× 関節リウマチでは、朝に関節がこわばって動かしにくくなります。
早朝の掃除は避け、こわばりが和らぐ時間帯に行うよう勧めます。
2:× 冷たい水は関節を冷やし、痛みやこわばりを強めます。
食器を洗うときは、ぬるま湯を使うように勧めます。
3:○ 手掌基部(手のひらの付け根)を使って拭くと、指の小さな関節に負担をかけずにすみます。
関節保護の考え方に合った助言です。
4:× 指先で瓶のふたを開けると、指の関節に大きな力がかかり、変形を進めるおそれがあります。
手のひら全体を使ったり、ふたを開ける道具を使ったりします。
5:× 片手で持つと、その手の関節に負担が集中します。
両手で持つか、ワゴンなどを使って運ぶように勧めます。
【ポイント】
関節リウマチの関節保護は「小さな関節より大きな関節を使う」「指先より手のひら全体を使う」「冷やさない」「朝のこわばりの時間を避ける」です。