「障害者差別解消法」に関する次の記述のうち、適切なものを1つ選びなさい。
(注) 「障害者差別解消法」とは、「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」のことである。
正答5
解説
正解は5です。
障害者差別解消法の目的と内容を問う問題です。
この法律は2013年に制定され、2016年に施行されました。
【選択肢別解説】
1:× 対象は身体障害者手帳を持つ人に限られません。
身体障害・知的障害・精神障害(発達障害を含む)その他の心身の機能の障害がある人で、社会的障壁により継続的に生活に相当な制限を受ける人が対象です。
2:× 合理的配慮は、負担が過重でない範囲で提供するものです。
実施に伴う負担が過重な場合まで提供を求めるものではありません。
3:× 個人の差別行為そのものに対する罰則はありません。
罰則は、事業者が主務大臣への報告を怠ったり虚偽の報告をしたりした場合の過料に限られます。
4:× 使用者による虐待の禁止は、障害者虐待防止法が定めています。
雇用分野の差別解消は、障害者雇用促進法で対応します。
5:○ この法律は、障害者基本法の基本的な理念にのっとり、同法第4条の差別の禁止を具体化するために制定されました。
不当な差別的取扱いの禁止と合理的配慮の提供を定めています。
【ポイント】
出題当時、合理的配慮の提供は行政機関等では義務、民間事業者では努力義務でした。
なお、2024年4月からは民間事業者も義務になっています。