正答2
解説
正解は2です。
経管栄養で起こりうるトラブルとその原因の組合せを問う問題です。
それぞれの原因から、どのような症状が起こるかを結びつけて考えます。
【選択肢別解説】
1:× チューブが誤って気管に入っていると、注入物が肺に流れ込みます。
起こりうるのは下痢ではなく、むせや呼吸困難、肺炎です。
2:○ 注入速度が速すぎると、胃に一度に多くの栄養剤が入り、胃が急に膨らみます。
その結果、吐き気や嘔吐が起こる可能性があります。
3:× 注入物の温度が低すぎると、腸が刺激されて腹痛や下痢が起こることがあります。
脱水は、温度の調整不良による直接のトラブルではありません。
4:× 注入物の濃度を間違えると、下痢などが起こる可能性があります。
感染は、器具の汚染や不潔な取り扱いによって起こります。
5:× 注入中の姿勢が悪いと、胃の内容物が逆流して嘔吐や誤嚥が起こる可能性があります。
便秘の原因ではありません。
【ポイント】
経管栄養中は、上半身を起こした姿勢を保ち、指示された速度で注入します。
注入中から注入後しばらくは、嘔吐やむせ、腹部の張りなどを観察します。