正答2
解説
正解は2です。
認知症の評価尺度には、認知機能を測るもの、重症度を判定するもの、日常生活動作(ADL)を評価するものがあります。
「30点満点」「20点以下」が手がかりです。
【選択肢別解説】
1:× バーセルインデックスは、食事や移乗などのADLを評価する尺度です。
10項目を100点満点で評価し、認知機能の評価には用いません。
2:○ 改訂長谷川式認知症スケール(HDS-R)は、年齢、見当識、記憶、計算などの質問で全般的な認知機能を評価します。
30点満点で、20点以下で認知症の疑いがあるとされます。
3:× FAST(Functional Assessment Staging)は、アルツハイマー型認知症の重症度を、日常生活の様子から7段階で評価する尺度です。
点数で評価するものではありません。
4:× 認知症高齢者の日常生活自立度判定基準は、日常生活の自立の程度をランクⅠ〜Mで判定するものです。
30点満点の尺度ではありません。
5:× 臨床的認知症尺度(CDR:Clinical Dementia Rating)は、記憶や判断力などを観察して重症度を0〜3の段階で判定します。
30点満点の尺度ではありません。
【ポイント】
30点満点の認知機能検査には、HDS-R(20点以下で疑い)とMMSE(Mini-Mental State Examination:23点以下で疑い)があります。
両者の基準点の違いが頻出です。