次の記述のうち、「認知症(dementia)の人の日常生活・社会生活における意思決定支援ガイドライン」(2018年(平成30年)(厚生労働省))で示されている、意思決定支援として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
このガイドラインは、認知症の人の意思決定を、日常生活や社会生活のさまざまな場面で支援するための考え方を示したものです。
支援の中心は、あくまで本人の意思です。
【選択肢別解説】
1:× 意思決定支援は、認知症の人本人の意思を支援するものです。
家族の意思を支援するものではありません。
2:× 意思決定支援者は特定の職種に限定されません。
家族や医療・介護の専門職、成年後見人、地域の人など、本人に関わる人が担います。
3:× 本人の意思は時間や状況によって変わることがあります。
一度決めた内容に固定せず、その都度意思を確認しながら支援します。
4:× 意思決定支援は、看取りの場面になってからではなく、日常生活の早い段階から継続して行います。
5:○ ガイドラインでは、言葉だけでなく、身振りや表情の変化も意思表示として読み取る努力を最大限に行うとしています。
認知症の人の意思決定能力を最大限に生かすための姿勢です。
【ポイント】
意思決定支援の流れは、意思形成支援、意思表明支援、意思実現支援の3段階です。
本人の意思を最優先し、支援者の価値観を押し付けないことが基本です。