正答4
解説
正解は4です。
認知症の人への非薬物的なアプローチには、回想法、リアリティ・オリエンテーション、バリデーションなどがあります。
それぞれの方法の特徴を区別することが大切です。
【選択肢別解説】
1:× 肩や背中から優しくゆっくりと触れるのは、タクティールケアなど触れることを通じたケアの説明です。
回想法ではありません。
2:× 共感を通して本人が体験している現実を受け入れるのは、バリデーションの説明です。
回想法ではありません。
3:× 時間や場所、現在の状況を説明して見当識を高めるのは、リアリティ・オリエンテーション(現実見当識訓練)の説明です。
4:○ 回想法は、昔の写真や音楽、なじみの道具などを手がかりに過去の思い出を語ってもらう方法です。
記憶を活性化し、情緒の安定や自尊心の回復を図ります。
5:× 残存能力を生かした共同作業で仲間づくりをするのは、作業活動などの集団活動の説明です。
回想法の特徴ではありません。
【ポイント】
回想法は、アメリカの精神科医バトラーが提唱した方法です。
長期記憶が比較的保たれる認知症の人の強みを生かせる点が特徴です。