正答2
解説
正解は2です。
クローン病は、口から肛門までの消化管のどこにでも炎症や潰瘍が起こる炎症性腸疾患です。
若年者に多く、国の指定難病です。
【選択肢別解説】
1:× 視力低下は、クローン病の特徴的な症状ではありません。
目の炎症が合併することはありますが、主な症状ではありません。
2:○ 腸の炎症によって栄養の消化・吸収が妨げられ、下痢や腹痛も重なるため、栄養障害や体重減少が起こります。
クローン病の特徴的な症状です。
3:× 咳嗽(せき)は、気道や肺など呼吸器の症状です。
消化管の病気であるクローン病の特徴ではありません。
4:× 運動失調は、小脳などの神経系の障害で起こる症状です。
クローン病の特徴的な症状ではありません。
5:× 関節痛は、腸以外の合併症として起こることがあります。
ただし、特徴的な症状としては、消化管の障害による栄養障害のほうが適切です。
【ポイント】
クローン病は「腹痛・下痢・体重減少・栄養障害・痔ろう」が代表的な症状です。
同じ炎症性腸疾患でも、潰瘍性大腸炎は大腸に限って炎症が起こる点が異なります。