正答5
解説
正解は5です。
全身清拭は、入浴できない人の皮膚を清潔に保ち、血行を促すために行います。
体温が奪われないようにすることと、麻痺側への配慮が大切です。
【選択肢別解説】
1:× 窓を開けると室温が下がり、身体が冷えてしまいます。
窓は閉めて、室温を適温に保って行います。
2:× 洗面器のお湯は、タオルを浸して絞る間に冷めるため、50〜55℃程度に準備します。
40℃程度では、拭くときに冷たく感じます。
3:× 清拭は、通常、清潔な部位である顔から始めます。
腹部から始めるのは一般的な順序ではありません。
4:× 患側を下にすると、麻痺側が圧迫されて痛みや循環障害を起こすおそれがあります。
背部は、健側を下にした側臥位で拭きます。
5:○ 蒸しタオルで拭いた後に水分が残ると、蒸発するときに体温が奪われます。
乾いたタオルで素早く水分を拭き取り、身体を冷やさないようにします。
【ポイント】
清拭は「室温を保つ・露出を最小限に・湯は50〜55℃・顔から始める・拭いたらすぐに水分を取る」が基本です。
片麻痺の人の側臥位は、健側を下にします。