Aさん(82歳、女性、要介護1)は、訪問介護(ホームヘルプサービス)を週1回利用し、生活援助を受けながら、自宅で一人暮らしをしている。
調理はAさん本人が行うなど、できることは自分で行いたいと思っている。
ある日、訪問介護員(ホームヘルパー)はAさんから買物リストを渡されて、近くのスーパーで食材を購入してきた。
次の記述のうち、Aさんへの生活援助における訪問介護員(ホームヘルパー)の対応として、最も適切なものを1つ選びなさい。
正答5
解説
正解は5です。
訪問介護の生活援助として買物代行を行ったときの、適切な対応を問う問題です。
事例のAさんは、「調理はAさん本人が行うなど、できることは自分で行いたい」と思っています。
【選択肢別解説】
1:× 安かったからといって、依頼された数より多く購入するのは、訪問介護員の判断で依頼内容を変えることになります。
利用者の金銭を使う買物代行では、依頼どおりに購入します。
2:× おつり、レシート、購入した食材の確認は、訪問介護員と利用者が一緒に行います。
金銭のやりとりを明確にしておかないと、後で誤解やトラブルが生じます。
3:× 冷蔵庫の中の食材は、Aさんの持ち物です。
賞味期限が切れていても、本人に確認せずに捨ててはいけません。
4:× 買物リストは、Aさんが自分で作成できています。
訪問介護員が代わりに書くと、Aさんができることを奪い、自立を妨げます。
5:○ 自分で調理したいというAさんの思いを尊重し、購入した食材が調理しやすいかを確認しています。
調理しにくいものがあれば、切っておくなどの支援を考えることができます。
【ポイント】
買物代行では、「依頼どおりに購入する」「金銭とレシートを一緒に確認する」「本人の持ち物は勝手に処分しない」が基本です。
本人のできることを奪わない支援を心がけます。