正答4
解説
正解は4です。
低栄養の高齢者にみられる症状や行動の特徴を問う問題です。
低栄養は、たんぱく質やエネルギーが不足し、体重減少や筋力低下、免疫力の低下などを招く状態です。
【選択肢別解説】
1:× 低栄養や脱水の状態では、唾液の分泌は増加せず、むしろ減少しやすくなります。
口の中が乾燥し、食べ物を飲み込みにくくなります。
2:× 低栄養では、食事量が減り筋力も低下するため、腸の蠕動は低下しやすくなります。
その結果、便秘が起こりやすくなります。
3:× 低栄養では、筋力や口腔機能が低下するため、食べこぼしは増えやすくなります。
食べこぼしが減るという記述は誤りです。
4:○ 食欲の低下や好みの変化から、同じものばかり食べるなど偏った食べ方をすることがあります。
偏った食べ方は栄養のバランスを崩し、低栄養を進める要因にもなります。
5:× 低栄養では、エネルギーが不足するため体重は減少します。
体重減少は低栄養を見つける重要な指標です。
【ポイント】
低栄養の早期発見には、体重の変化、食事量、食べ方の偏り、血清アルブミン値などを観察します。
低栄養はフレイルや褥瘡、感染症の原因にもなります。