正答1
解説
正解は1です。
加齢に伴う恒常性(ホメオスタシス)を保つ力の低下のうち、どの機能が関係するかを問う問題です。
階段を上ると息切れしやすくなるのは、普段より大きな負荷がかかったときに対応する余力が少なくなるためです。
【選択肢別解説】
1:○ 予備力は、普段使っている能力と、最大限に発揮できる能力との差、つまり余力のことです。
加齢で心肺機能の予備力が低下すると、階段を上るなど負荷が増えたときに対応しきれず、息切れしやすくなります。
2:× 適応力は、暑さや寒さ、環境の変化などに合わせて体の状態を調整する力です。
階段を上るときの息切れに最も関係する機能ではありません。
3:× 免疫力は、細菌やウイルスなどの病原体から体を守る力です。
息切れの現象とは直接関係しません。
4:× 抵抗力は、病気やストレスなどに負けない力(防衛力)を指します。
負荷がかかったときの息切れに最も関係する機能ではありません。
5:× 回復力は、疲労や病気から元の状態に戻る力です。
加齢で低下しますが、階段を上るときの息切れそのものに関係するのは予備力です。
【ポイント】
加齢により「予備力」「防衛力(抵抗力)」「適応力」「回復力」が低下します。
「普段は問題ないが、負荷がかかると対応できない」場面は、予備力の低下と結びつけて考えます。