正答2
解説
正解は2です。
レビー小体型認知症の特徴的な症状を問う問題です。
レビー小体型認知症では、認知機能の変動、具体的な幻視、パーキンソン症状、レム睡眠行動障害、自律神経症状などがみられます。
【選択肢別解説】
1:× 睡眠中に夢の内容に合わせて大声を出したり体を動かしたりするのは、レム睡眠行動障害です。
ノンレム睡眠ではなく、レム睡眠中に起こる症状です。
2:○ レビー小体型認知症では、自律神経が障害されて血圧の調整がうまくできなくなります。
立ち上がったときに血圧が下がる起立性低血圧が起こりやすく、ふらつきや転倒の原因になります。
3:× レビー小体型認知症の幻覚で特徴的なのは、幻聴ではなく幻視です。
「部屋に子どもがいる」など、具体的でありありとした幻視がみられます。
4:× 側頭葉の萎縮による意味性失語(言葉の意味がわからなくなる)は、前頭側頭葉変性症の一つである意味性認知症の特徴です。
レビー小体型認知症の症状ではありません。
5:× レビー小体型認知症では、パーキンソン症状の影響で嚥下機能が低下しやすくなります。
嚥下機能が促進されるという記述は誤りです。
【ポイント】
レビー小体型認知症の症状は「幻視・パーキンソン症状・認知機能の変動・レム睡眠行動障害・自律神経症状」で覚えましょう。
起立性低血圧と小刻み歩行が重なるため、転倒予防が重要です。