第107回 看護師国家試験 午前問8
老年期の身体的な特徴はどれか。
正答4
解説
正解は4。
老年期は加齢により内耳有毛細胞・蝸牛神経が変性し、高音域から聴力が低下する感音性難聴(老人性難聴、プレスビキューシス)が生じる。
会話域への影響も大きい。
1の総水分量は細胞内水分の減少により成人約60%から老年期は約50%まで低下し、増加ではなく減少する。
脱水リスクが高い理由。
2の胸腺は思春期に最大となりその後萎縮し、老年期には脂肪組織に置換されて重量は減少する(T細胞産生能低下、免疫老化)。
3の嗅覚は閾値が上昇(鈍くなる)するのが正しく、低下(敏感になる)ではない。
高齢者では脱水・感染リスク・易転倒性が問題となり、聴力低下は会話やせん妄誘発、嗅覚低下はガス漏れ・腐敗物の感知低下による事故リスクに直結する。まとめて解く
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