第108回 看護師国家試験 午前問31
手の写真(別冊No. 1)を別に示す。
写真の斜線部分で、正中神経の圧迫によって知覚異常を生じる部位を示しているのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
「C(母指側手掌・第1〜3指掌側)」が正しい(写真でCに該当する正中神経領域)。
正中神経は前腕屈筋群の大部分・母指球筋を支配し、手掌側では母指・示指・中指・環指橈側1/2の知覚を担う。
手根管症候群(CTS)では正中神経が手根管内で圧迫され、母指〜環指橈側の知覚異常(しびれ・痛み)、母指球の萎縮、Phalen徴候・Tinel徴候陽性となる。
選択肢A・B・Dは尺骨神経(小指・環指尺側)や橈骨神経(手背橈側・第1背側骨間筋領域)の支配領域、または手掌の他の領域に該当し、正中神経の障害領域ではない。
末梢神経の支配領域(橈骨神経・正中神経・尺骨神経)と圧迫部位(手根管・肘部管・後骨間神経等)を整理しておくことが重要である。まとめて解く
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