第109回 看護師国家試験 午後問176
高齢者に対するエイジズムの説明で適切なのはどれか。
正答3
解説
正解は3。
エイジズム(ageism)はバトラーが1969年に提唱した概念で、年齢を理由とした差別・偏見・不当な扱いを指す。
特に高齢者に対するステレオタイプ(弱い・頭が固い・依存的等)に基づく雇用差別・医療差別・社会参加排除等が問題となる。
1の「年齢にとらわれない」は逆の概念(エイジフリー)で誤り。
2の「加齢に伴う心身機能の変化」は老化(aging)そのものでエイジズムではない。
4の「老化に関連した遺伝子による現象」も老化の生物学的説明であり、社会的差別概念であるエイジズムとは異なる。
エイジズム解消には正しい老化の理解、世代間交流、高齢者の社会参加促進が重要。
看護では高齢者を一括りに「できない人」と見なさず、個別性と残存機能(ストレングス)を尊重するアプローチが基本。まとめて解く
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