第111回 看護師国家試験 午前問95
Aさん(50歳、男性、会社員)は妻と高校生の息子との3人暮らし。
仕事を生きがいに働き続けていた。
慢性腎不全のため透析治療が必要になったが、本人の希望で連続携行式腹膜灌流法〈CAPD〉を導入することになり入院した。
Aさんはこれからの生活がどのようになるのかを看護師に質問した。
A さんはできるだけ早い職場復帰を望んでおり、入院中は CAPD の操作に熱心に取り組んでいた。
退院後、CAPD を1日4回(0 時、6 時、12 時、18 時)行うことになった。
A さんが会社の昼休みに CAPD を行うために必要な設備はどれか。
2つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3、4。
「透析液の交換時に使用する個室 / CAPD の物品を保管する専用棚」が正しい。
事例では、現在の危険、対象者の意思、家族や地域資源、継続支援の必要性を同時に読む。
最初に安全を守り、次に本人の力を生かす対応を選ぶ。
1の「透析液を保管する冷蔵庫」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
2の「透析液を温める電子レンジ」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
3は、設問で問われた正答の条件に合う。
4は、設問で問われた正答の条件に合う。
5の「透析液の貯留中に使用するベッド」は、この場面で最初に確認・実施すべき内容とは優先順位が異なる。
事例問題は、設問時点で最も危険を減らす選択肢を優先する。まとめて解く
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