第112回 看護師国家試験 午後問231
Aさん(58歳、男性)は、年金の給付を受けて生活している父親(82歳)と2人暮らしで、母親は2年前に亡くなっている。 20歳のときに統合失調症と診断された。 20歳代で何回か仕事に就いたが長続きはしなかった。 40歳からは無職で、デイケアへ通所していた。 1年前にデイケアを中断してからは、ほとんどの時間を自宅で過ごしているが、月1回の外来通院は継続している。 Aさんが飲まなかった薬がたくさん残っていることを父親が発見し、主治医に相談した。 この相談をきっかけに、週1回の精神科訪問看護を導入することになった。 初回訪問時にAさんは「薬は飲み忘れたんです。心配かけてごめんなさい」と父親と訪問看護師に話した。 初回訪問から6か月、A さんの状態は安定し、デイケアへ週3回程度は通所できるようになった。 一方で、父親は「A は食事も作れないし、家のことができないので、自分が死んだ後のことを考えると1人で生きていけるのかが心配だ。 どうしたらよいか」と訪問看護師に相談した。 それを聞いた A さんも「父が死んだ後の生活が心配だ」と話した。 現時点で A さんと父親へ提案する社会資源で適切なのはどれか。
正答3