第115回 看護師国家試験 午後問147
水素イオンが刺激となって感じる味覚はどれか。
正答3
解説
正解は3(選択肢順では3番目)。
基本味覚は甘味・塩味・酸味・苦味・うま味の5種類で、それぞれ異なる味細胞と特異的な受容体で感知される。
酸味は水素イオン(H+)が刺激となり、味細胞のH+感受性チャネル(PKD2L1など)を介して感知される。
レモン、酢、発酵食品など酸性物質の味であり、進化的には腐敗物・未熟果実の検知に役立つ味覚と考えられる。
塩味はナトリウムイオン(Na+)が上皮型ナトリウムチャネルENaCを介して、甘味は糖類・人工甘味料がT1R2/T1R3を介して、苦味はT2Rファミリー受容体を介して、うま味はグルタミン酸などのアミノ酸がT1R1/T1R3を介して感知される。
味覚受容体の知識は摂食障害や薬剤拒否、亜鉛欠乏による味覚異常などの理解に役立つ。まとめて解く
第115回を通しで解く(240問)→
この回の他の問題
第115回 看護師国家試験 の全240問を見る →