第115回 看護師国家試験 午後問207
加齢に伴う高齢者の泌尿器系の変化で正しいのはどれか。
2 つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答3・4
解説
正解は3,4。
加齢に伴う泌尿器系変化として、膀胱では平滑筋の萎縮と神経支配の低下により膀胱収縮力が低下し残尿が増加、頻尿・尿意切迫感・尿失禁を生じやすい。
また腎では尿細管基底膜が肥厚し、ネフロン数の減少と糸球体硬化と相まって尿濃縮力・尿希釈力ともに低下し、夜間頻尿や脱水のリスクが増大する。
1の尿濃縮力は低下する(亢進は誤り、夜間頻尿の一因)。
2の排尿回数は頻回となる(減少は誤り、特に夜間頻尿が顕著)。
5のGFRは加齢で低下する(増加は誤り、eGFRも年齢とともに低下、おおよそ40歳以降10年で約8mL/分減少)。
高齢者の脱水リスク、薬物排泄遅延(用量調整必要)、夜間頻尿、尿失禁、前立腺肥大症の生理学的基盤として理解する必要がある。まとめて解く
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