正答4
解説
正解は4。
受水槽の水位制御、設置方法、給水方式、有効容量の目安を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 水道から受水槽への給水は、主弁と副弁(ボールタップ等)で構成される定水位弁によって水位を制御します。
副弁の開閉に応じて主弁が作動し、一定の水位を保ちます。
2:○ 受水槽は、衛生上の点検のため、周囲(側面・底部)及び上部に点検用の空間を確保して設置する必要があります(いわゆる六面点検)。
耐力壁などの面に接して固定すると外側から点検できなくなるので、そのような設置は認められていません。
根拠:建築基準法施行令(給水・排水の配管設備)、昭和50年建設省告示1597号。
3:○ 受水槽の水を給水ポンプで建物内の必要箇所へ直送するポンプ直送方式は、高置水槽が不要で、超高層マンションにも採用されています。
4:× 受水槽の有効容量は、マンション全体の1日の使用水量の「2分の1程度」とするのが一般的です。
容量が大きすぎると水が滞留して残留塩素が減り、水質が悪化するので「3倍が望ましい」は誤りです。
【ポイント】
受水槽の有効容量は1日使用水量の2分の1程度、高置水槽は10分の1程度が目安です。
六面点検のための空間(上部100cm以上、その他60cm以上)も押さえましょう。