正答3
解説
正解は3。
標準管理委託契約書に定める専有部分等への立入り、緊急時の業務、免責事項、有害行為の中止要求を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ マンション管理業者は、管理事務を行うため必要があるときは、組合員等に対し、その専有部分又は専用使用部分への立入りを請求することができます(専有部分等への立入り)。
2:○ 地震等の災害、火災等の事故などで緊急に行う必要がある業務で、管理組合の承認を受ける時間的余裕がないものは、承認を受けずに実施できます。
この場合、速やかに書面で業務の内容及び費用の額を管理組合に通知しなければなりません(緊急時の業務)。
3:× 免責事項では、管理業者の責めによらない火災等の事故により管理組合又は組合員等が受けた損害について、管理業者は「損害賠償責任を負わない」と定められています。
損害額が「一定額を超えるとき」に超過部分だけ免責されるという限度額の定めではないため誤りです。
4:○ 管理業者は、管理組合に代わって組合員等に建物の保存に有害な行為の中止を求めることができ、それでも中止しないときは、その責めを免れます(有害行為の中止要求)。
その後の対応は管理組合が行います。
【ポイント】
免責事項は「管理業者の責めによらない」災害・事故による損害は全面的に免責で、金額で線を引く定めではありません。
緊急時の業務は「事後に速やかに書面で通知」がセットです。